花空写=kakusya=/速水 康
【花】
逃げてしまおうかと考えても
いつも何かに心うたれて進んできた
一瞬見えて僕らの心に感動を残して
一瞬にして消えて僕らの心に感動を刻み込んだ
夜空に咲く一輪の花は瞳にも同じモノをうつしだす
咲くことが夢だとすれば
僕らもきっと希望をもてるから 刻み込んだ感動を消さないで
瞳にうつったそのままの姿にきっと僕らは心うたれたんだ
【星空】
泣いて哀しみにおぼれて捨てようとしても
いつもつなぎとめる何かがあった
夜空で見える数え切れないほどの輝き
下を向いていては見られないその世界が
僕らの心の小さな光を守ってきたんだ そっと包み込むように
いつでも見守ってくれてい
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