無人島の青空/番田
私は夜の中で
自然の残らない音楽にさせられた
言葉も無くさせられた無であろう
浜辺の 存在ですらもなくなった
絵画が吹かれているだけだ
群青色の路上の浜辺であろう そこにある
全身は物体であろう 忘れかけた
黒の本物としての無くならさせられた 白い灯りで
私は森林を考えている そこらじゅうで
その山の いつも 影にさせられた
私は明日も一日中 海の中だ
塊や 赤色すらも 緑の残らない存在にさせられた
ああ夢も無くさせられた 無であろう 今日を
浜辺の音楽に揺れ動かされた人間ですらもない
私は考えているだけだ 青色をした子供を
夢の そして中だ
残らない 緑の赤色すらも
生命の幼子としての無くさせられた
私の中を
金色をした海を
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