彩 ‥‥序/
アラガイs
どこからともなく
やってくる 小
鳥 たち
微睡む 夢 遥か
う
つ
つ
月桂樹の午後
翻したマントを縫う
からこるむ の真
珠
芥子に眠る
イスファハン/香油から
宝石は 輝き
月の
花
レースに
庭先が揺れた
風にそよぐ
音の
日陰で
あか あお き
いろが
淡く
いま
泉が
グラスする
しろいキャンパス
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