あふれる/
桜 葉一
世の中は沢山の言葉で
沢山の詩で溢れているのに
それを書きとめる紙の生産が追いつかなくて
詩集を出す人は少なくなりました
それでも深々と詩は溢れ出すので
いつか風がすべてを運んでいきました
彼らはどこに行ったのでしょう?
あなたのもとに届いていませんか?
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