水のあがき(五)/信天翁
 
げんこつであごを支えている
机上の散乱物をながめて

あがきつつ果たしている
四次元から背負わされたミッション

ひとつひとつに浮き出ている
カルマからくくられた押し花の自分史

あゝ 天海ではこだましている
ペガサスの優雅なはばたきが
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