いやな日の女/はだいろ
のだけれど、
やっぱり、
来た子は、
ギャルの、TATOOありの、
ぼくのいちばん苦手なタイプで、
一気に、ただでさえ低いテンションが、下がった。
でも・・・
遊んでみたら、
そんなに、
悪い子じゃなかった。
素直だったし、
声がかわいかった。
じぶんを恥じらうかわいさがあったし、
あんなに濡れてくれれば、
ぼくだって、嬉しい。
(ぼくは、どっちかというと、完全に、Sである。)
いやな日の女の子、
そんなにいやじゃなくしてくれて、
ありがとう。
人を癒すものは、けっきょく、
人でしかない。
きょうは、きっと、そう思う。
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