流れ る/鵜飼千代子
 
       サイボウハシンデイマシタ
             サイボウハシンデイマシタ
             サイボウハシンデイマシタ
             サ
           イボウハシンデイマシタサイボウハ

          猫の母とて食らって子を守るなぜあのとき
          のんでしまわなかったのかのんでしまわな
          かったのかのんでしまわなかったのかつる
          りとのどごしいつまでもいられたものをい
          つまでもわたしのちとなりにくとなりにく
          となり憎となり 

   
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