ベッドの隣で起きてみる/番田
セミの崩れかけた抜け殻にすり変えられてしまっても、
私の思考の中でそれは微妙に、変化していくのかもしれない。
たぶん君には眠り続けていくことは、できるのかもしれないね、
もうすでに私は、成功についての道筋なんて、忘れさせられてしまったよ、
つまんなかった一日だったからコーヒーを飲まされ続けていたとしたって、
死にものぐるいだったから熟睡していたいのよ、という君なのだけれど、ボクも、
君と少しだけ、わだかまってきたよ、話し合うべき機会自体が、
ほしくなってきたのかもしれないんだ。
色々な物事が伝えられているミステリーだとすら、そこに、認識しているけれど、
ナンバーワンを、ブリジスト
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