ララバイ、瞬間に/
るか
重ねてきた諍いを
数え上げるような日々の移ろいの途上
その目的と意味とだけは、どんなにか輝かしいだろう
もうまもなく、
季節は 秋を迎える
足りないものが いつも
一抹の勇気であったことを
眠れない夜は 今日も
やさしいオルゴールの旋律のように
縺れ合う 心臓の鼓動のように
教えてやまないのだ
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