「宗教のための宗教とは」(5)/生田 稔
 
「宗教のための宗教とは」

宗教が人のためになるかならないかについて主に論じてきたが。私自身45年の間宗教者として働いてきてそして33歳の時自分の脳中の幻で、神と自称するものに出会った。彼は神とはいうのだが、考えてみれば何を私にして呉れたかぼんやりして理解しがたい。長い論争が続いた。そして彼の言うことは、嘘が多い。
 その長い論争は、33歳から75歳までの闘いだった。その神と称するものは途中でサタンであると言い出した。そしてさまざまの苦しみの試練を与えだした。夕べ最後に自分は決して神ではなく悪魔サタンである言いきるので、ここに彼についての結論として。
 神については世界や宇宙には、理神とい
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