流れ過ぎていった今日の日記/番田 
 
なった。


しばらく、と思っていたが目が覚めると夜7時で、外の喫茶店にしばらく行くには少し遅すぎるように思える時間だった。冷蔵庫から牛乳を取り出して、仕方がないのでそれをカルピスとしばらく混ぜ合わせたものを作った。少しラッシーのような味がして、これは自分で少しうまいような気がした飲み物だった。私は喫茶店に行かずともこれは喫茶店にいるような気分なれるような気がした。かなり私は喫茶店に入ると長居をするたちなので。私は何もすることがなかった。行かずともPCが壊れるとか、そういった問題が発生してくれても楽しいかもしれない。するとほかにそんな気がしたけれど、こいつを飲んでいれば、こいつを辞めた会社のことがほかに思い出されてきた。今頃、俺をクビにした男が俺の席でPCを今頃操作していると思うと、部屋にある何もほかに目に入らなくなった。

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