【連詩】 三軒目の鴉/古月
 
 て い く あ し お と  が  な  っ   て

もうさっきから針金ばかりのおなかのなかで
可愛い七つのわたしが泣いているのです
こらえきれない衝動を脈動するおさない臓器からはき だ

はき だしてもいい、、?

剥落剥落剥落だけに手をさしのべて
///ひとつ、わたし、あ、鴉
あ、軒の上


一軒、二軒、
/三軒目の屋根の上 
 /電線から三羽の鴉が 
吊されて、吊されて、吊されて

、わたし、わたし、死んでいくのね
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