私たちがいちゃいちゃする理由/西日 茜
ないところでおばさんのあだ名はダースベーダってことになっています。
君といると私は幼気な泣き虫ちゃんになり、労ってほしいオーラがたくさん出てしまいます。でもそれは君が望むパターンだから。
いろいろ試して君が食いついた態度をとるようにしています。失敗だったらまた変えればいい。君とうまくやっていくための演技をしています。
私たちはきっと、後ろの席のおばちゃんたちがイラッとくるのがおもしろくて、いちゃいちゃしているんです。当てつけもいいところ!?
おばさんは自分もかまってほしいのでしょう?でもそれは素材的に無理。
私だって彼からすればおばさんの部類なのに、どうしてか、私とのエッチな連想ばかりしているものだから、ビジネスライクというより、いちゃいちゃの対象になっています。
おばちゃんたち、くやしいだろうなあと考えると可笑しくてたまりません。
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