純(じゅんれん)愛/
maumi
素直に君を連れ去った
何時までも握る手に
永遠強くなる絆を覚えた
折れる 程
握ると白い指先の爪
痛いと言われて
ハッと息を 呑む
肩で息を
しばらくは止まない連鎖の銅板
動揺する未熟な心のオルゴール
どくんとする未成熟な心演
ひざが笑っても
君は笑っていない
これから先は
二人の世界なのか
ハダカで絡み合うも
言葉の唾液を絡め合うも
人知れずは鏡の中で
純文学的な純恋の傷跡は
背中に描いた君の爪あと
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