ジュリエットには甘いもの 後編/(罧原堤)
 
そこにはこんな自己紹介文が載っていた。『俺は一生、母山多義子さんを愛し続ける。この思いは神に誓って変わらない。愛が欲しい、愛が欲しい、愛が欲しい、たとえこの想いが彼女へ届かずとも俺の想いは生涯かわることはない! 愛して、愛して、愛しぬき、この想いに殉ずる。頭がおかしくなりそうなほど愛している、嘘じゃなく頭が狂いそうだ、躁の時と、鬱の時がある、ハイの時と、ナチュラルハイな時と、ブルーな日々がある。また会えると信じている、あなたを想わない日はなかった。特に春がつらい。僕は僕の道を歩いている、だけど、もうこの想いはとめれない、きっと僕らは赤い糸で結ばれてるんだよ、あなたと僕との距離が遠のいたと思った時期
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