*洗いざらしの太い毛糸/藤鈴呼
ッセージは
とても 重いだろう
それを 開く瞬間の画面も
これを 読む時の君の姿も
きっと あの 黒いセーターよりも
とても 重いんだろう
今日 洗いざらしにした 太い毛糸に巻かれた
僕の 大切な 宝物が
あの 透明な 円盤が
また ひとつずつ 増えてゆく
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いつも 僕を 見ていて
逆らわないように 通り過ぎたのは
夏の嵐よりも 激しい風で
吹かれないように 飛ばされないように
必死で すがりつくことすらも
できなかった 自分
だけど これからは この恋を
見守って ゆけるんだね・・・
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