忘却/
tam
地獄の底で崇められた太陽は
私を罪ごと焼く
影は地獄へ届き
呻き声が溢れる
誰もが夢見た天国には
誰もいなけりゃ
花も咲いていない
不意に堕ちる
喧騒は大きくなる
感情の洪水
我に返り
藁をも掴み
また這い上がろうと
夢を描き続けるしかない
途方もない
叶いもしない夢を
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