労働者として/番田 
 
出かけよう 国産である 新聞紙としての 
自分自身である 今日一日が崩壊をしているだけ 見物をさせられながら 
破壊としての至近距離を 新聞紙のことすら知らない
表紙なのであるから ラジオを広げようとしている
毎日は 台風自体の外見を無くしている 
毎日は 自転車のことすら崩壊するべきだろう 誤字となった 私自身だ
飾るべきである 春分の日のロックソングとして 自転車など見あたらないから
気持ちがいいのだ 自転車置き場の数台として 乗船しかけている


言葉に出発させられている 乗車させられては  
踏みしめるのだろう 時代としての 自転車に
世紀末の中へと はね上げれば 
真冬としての 風雨を破壊していく 隣町を
大陸からも 行けるであろう 演奏者なのだから
ブレーキペダルになることなく ブレーキとしての
折りたたみ傘を買おう 東京としてのあり地獄など 崩壊する直前に 


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