君は日常に潜んでいる/真島正人
 
ける
川を見に行く

川辺に立ち
口笛を吹くと
霧が晴れる
おんぼろ船が見える



座礁はしないだろう
陸にも上がらないだろう
飴玉をしゃぶるだろう
コンクリートに

雨は打ちつけるだろう

書き足りないそのすべてに
君は潜んでいる

様々な形態の
だが
決まった色の服を着て

君は見ているだろう
憂いと
抑圧の

入り乱れ

複雑に

無表情な
顔で。


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