労働者の赤い砂/
婆娑羅翁
しい麻袋を持って砂丘を上がる
この砂は日の丸を染める染料になる
◆◇
決して皇族が笑うためにこの汗は流してるわけじゃない
弟、家族のためさ
恵まれない今を弟が日本で成功するために
そして
お互いに恵まれなかった友に
血税はそれに使ってほしい
働く、辛いのはそれができなくなったときに全ての夢が振り出しに戻ること
俺は赤い砂丘から転げ落ちる前に麻袋に砂をつめておきたい
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