ある部屋/
番田
いつも何もしていない
何かができたならと ただ部屋の
暗闇としての見ている
何かを
それらがあるというわけではないが
手の中なのだろうとぼんやりと
中の
手がかりに
何を見つめさせられている
流れのないものかもしれないと
中に抱かされるようにあるのかもしれないと
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