旅を最後の今日に/番田 
 
詩を書く 夜空を
イメージの中で 黒い
私は宇宙で 見上げると バスに乗って
テントで 描くことしかできなかった 

青色として私は
知らない 景色を
暗くなり 流されていくだけ 
私の 景色の中を

私の街へ 魚を食べながら
海で ひとつの夢を
泳ぐ 水色の目をしている
遠い空を眺める

黄色い彼方を見る
想像している 少しその
青い空を 砂漠で 薄いページを閉じていく
安物のノートの 夕焼けを 


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