せみはいつしか鳴きやんで/
アイバ シュウ
夕朱に染まれば蝉の声もなし夕立溜まる高架下過ぐ
かなかなといふのだらうか蝉のこと知らぬわたしの胸の違和感
秋は来ぬらし どこからか吹く風に乗るリコーダーの海歌さびし
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