真夜中の箱の中/ホロウ・シカエルボク
題があるのだ、そこそこの加減に問題がある、それがニュートラルだとか頭の中で考えているんだろう、きっと、自分の脳みその中で起こっていることを推測なんてカテゴリーで思考していいのかなんてちょっと気になることはなるけれど、それはそこそこにとどめておけばべつに長いこと引っかかってはなれないような事柄というほどのものでもない、執着しないことはけっこう大事だ、執着しないことは…執着しないことを理解して習得したとき、そこに初めて継続という赤子が生まれるのだ、それはそこに落ちた石のようにそこにあるものと関わり続けるということだ、理解は、常に、水のように流れながらそばにある、一度拾い上げた理解を剥製にしてローテーブ
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