アンサー/caleha
わかっていたはずだろ
求められた自分の考えに
毎度墓場を与えられる事くらい
気づいてたはずだろ
問いに答えるという事は
決められた正解に跪く事だと
正しいにせよ 間違いにせよ
上手にからかわれて今日は暮れていった
知らないわけないだろ
駒として与えられた役割は
ただのでくの坊だって事くらい
嫌気もさしてたんだろ
丁寧にねぎらわれた態度に
なんの心もこもってない事に
まっすぐな間違いと
捻じ曲げられた正解
それが正しいということ
正しすぎる…正しいんだろう
眠たくなるくらい
見透かされてたんだろう
自分は無能なお人好しで
何も言えないただの使い走りだって
思い知らさてたんだろ
塗り潰していくだけのこの毎日に
もう未来なんてないことを
表情までなくして
うす汚く笑うだけで
アンサー
答えをだせないでいる
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