残 雪 小 品/るか
 
  

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     追憶セヨ…  追憶セヨ…


     仮構の 都市のなかを 歩行する
     シャボンのように浮遊する 魂たちの
     それは 反ー園 (詩に)赦された場所は
     パルスの「悲鳴」や「絶叫」が充満する
     ちいさな花匡 さあ ジェットコースターに
     乗ろう 友愛の祭典を 傍観しよう
     あかるい風景のなかへ
     あかるい風景のなかへ、消失 したい
     したいん だ ぼくは、
     さあ
     

     告発の形式をしらぬ
     いとけない 精神たちの 内攻は
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