こげパンチは発火するほどバーニング/佐々木妖精
晩ご飯の魚と目が合った日のことを、覚えていますか。
腹の中の子まで食われ白骨化してるくせに、目だけはしっかり残ってやがった。
ゲーチェなんかがそう言っていたことにして
正しさってさ、使命感のことだよ。
たとえばそう、僕の空間はこの身体しか占拠できず、君の身体は君しか当てはまらない。身体が人の正当性なんだ。だから僕はもっと早く、口を振りかざしたくてたまらないのさ。
夕暮れ
全ての大人は飲み屋で大気圏突破を試み、誰が切離しブースターになるかで揉めている。
世の中おかしいのは僕の仕業さと胸を張り、人はなぜ兎跳ぶのかと原液をジンで割る。
たとえば焼き目が焦げ目でないように、アンパン
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