自意識過剰/
ala
窓越しに焼かれてゆく肌が、痛くて
でも、動けないから私は
空を泳ぐ雲を見つめて
ゆっくりとゆっくりと
素知らぬ顔で目の前を通り過ぎてゆく
その態度に嫉妬した。
「少しくらい、気にかけてよ」
誰も居ないなんて、信じたくないんだから。
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