失われた若さに/
れもん
僕達は今日も
沢山の言い訳をしながら
一つ、年を取っていく
若さが絶対ではない
けれども確実に失われたものがあった
ふと、思い出した
傷つきたくないから
必死に守ってきた心の鍵を
そっと、開けてみよう
君の奥底に眠る
柔らかな草原の匂いと
静かな安らぎの音楽を…
迷うことなく、抱きしめる。
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