夏の総力特集 ・ 「陰毛を考える」 第1回/salco
ほど局部周辺のみに毛が保存されているという事は、その部位の保護というよ
り寧ろ顕示の意図が働いているとする仮説である。
未開部族の多くが清潔を保つために局部を剃毛しているのを見ても明らかな通り、人体
の性的成熟については雌雄とも生理的変調や他の部位の発達により視覚的に確認できる
のであって、恥毛の現認には猥褻観念を付与する以外の意味は無い、としている。
対してロシアの皮膚科医師アンドレイ・モリマンコフ氏は、両手が自由に使えるように
なった直立猿人はより効率的な動物性蛋白質の摂取を得て大脳を発達させ、生活圏を拡
大して行ったのであるから、日常生活の安定と同調する形で発情期が撤廃され
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