いしそし/ねなぎ
ただ重なり
紡がれる
いしの
名も無き声の一つ
昔
いつか忘れ
ありふれる先端
そして埋もれる
その末端の端末
見た
寄り集まり組まれ
見えもせず
繋がり
錯綜し
伝わる
スーパーコンピューターは
積となり
複雑に派生し
やがて暗号化され
配列を変える
今では
変換された
膨大な量の
開閉を繰り返し
発信され
波はやがて
乗数を取られ
量子化される
関数電卓にさえ
カムとギアで
編成された
精度が要求される
回る音と
速度の調整
劣り
リレーで成された
二元化の実証と
莫大な
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