懐陽/清水勇介
 
七月の陽に埋もれた残熱に
追憶の川遊びを懐かしみ
だれも居なかった日を懐かしみ

これで善かったと、言えるだろうか

そんなことは考えず
ただ、時は来て去り
ただ、時は来て去る

人もそのようか
ただ、来て去る

それでも君となら
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