あれ、つまり、その/ヨルノテガム
 
オナラが
 同時に出るような
 降りる駅を寝過ごすような
 地響きを血しぶきと言い間違えるような
 塵と芥のような
 扉を開けると宇宙ビックバンだったような
 頭の中を覗くと落書きばかりだったような
 精子が卵子に会いに行くような
 一曲が7泊8日のような
「のような」を曲がって真っ直ぐ行くと 
 行き止まりの「のような」のような
 手足が揺れて墨を吐く生きもののような
 サルも犬かきする温泉のような












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