私の夏の夢/
番田
暑い日の中で
シーツは 眠りにつこうとすると
部屋から ひどく遠いように
とても思える
煙草の煙を見つめながら
色々なことを 考える
自転車を こいで
ギターを弾いている
私は流れるものを見ていた
見ていないのは 風のこと
色を 城壁にもたれながら
感じていた
昔の自分を思い出す
ここは道の
どこだろうと 上に
黄色い日差しを 感じている
海岸沿いの壁を歩きながら
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