曼陀羅絵巻のように/ ひより
つわ 指導していただきながらも 私の作品は どんどん 穴だらけになっていきました。
そして 心の中に ぽっかり 穴が空いてしまいました。
多分、私の中で崩されたくはない拘りがあったのでしょう。
その作品は 幾人かの目に留まったかもしれない冊子に残されました。
ほんとは、その指導があって違ったものの見方ができるようになった筈なのに・・
あぁ もう 詩は描けない・・ ・
けれども 私の中では 『描きたい』意識が強くなるばかり
私は 表現する事に もっと自由でいたい
私の中で いいなぁ〜って 感じることに とても素直でいたい
周りの何かを意識しながらも
そのことで ゆらゆらと 揺れながら・・ ・も ・・
いいぢゃない 素直であれば
私の中で
曼陀羅絵巻の ように
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