朝になって読み返せばきっと頭を掻きむしる、しかし本心/
一 二
妙なる響きを奏でる
その輝くか細き指に
そっと自身の指を重ねる
二人の気配が一つになって
奏でる音は世界に響く
途方も無い優しさと悲しみを持って
切なき胸を抱きしめる
あなたの光輝は私に沈み
深く深く降りてゆく
そして世界に広がって行く
あなたという光の音楽が
大きく全てを充たし
血流の小波は
あなたを求めている
魂の震撼
愛するあなた…
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