クイズ/
たもつ
試験管の中で農場が溶けた
後に残った僕らは、帰り道
アブラ菜の咲く側で
何かの小さな骨を三つ拾った
お互いにひとつずつ持ち
残りのひとつは
骨が欲しくて困っている人に
あげることに決めた
紙の上で文字が燃える
その様子を眺めながら
きれいだね、と言って
明方まで笑ったり
身体をまさぐったりして
楽しかった
その後、二人で
たくさんのクイズを出し合って遊んだ
けれど自分たちの理由については
何ひとつ答えられなかった
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