多忙な週末/
ホロウ・シカエルボク
買ってくるけど?」
というわけで俺は女の細かいこだわりが書かれたメモを持って近くのデパートの下着売り場に行き
店員にメモを渡して揃えてもらった
家に帰ってそれを渡すと
女は風呂場でそれをつけて感謝と謝罪を何度も述べながら帰って行った
すべてが終わるともう夕方になっていた
それで俺はようやく興奮することが出来たのだ
テーブルに投げ出しておいたはずの
悪魔の名刺はいつの間にか見えなくなっていた
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