疲れている人/番田 
 
何にもない体で生きていくとき、眠気を感じさせられた。私の腰は、人に疲れているのだろう。人である1日は続いていく。あなたは誰なんだろう。私には人間にも、見えなかった。窮屈な言葉の私は空の窮屈さに疲れていて、そして疲労し、忘れた。ああ。苦しむことなどどうなってもいいと忘却していくと、そして、人に疲れていて、人の中に身を埋めたくなる。戦おう。私は何も戦闘は、しないだろう。見えない人に疲れている私は、逃げだすべき人の場所が見えない、萎縮しながら海の干上がる世界へと見とれ、人間ではなくなった体をそこの海に感じとらされた。んあー。社会の動きをそこに、何ひとつ考慮しなかった。見えたすべてとなって考えて、立ちつく
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