相乗認識/秋也
 
さらりと落ちて
粒と認識し
指でつまみ
光に透かして
細かく細かく
綺麗だと思えた
それは砂だった
タダの砂だった
砂を唯一無二のあなたと
なぜか重ねて
脳にインプットする
戻る   Point(1)