そこに、knife/れもん
 
もしも、あのとき
そこにknifeがあったなら
隣に眠るあなたを殺していたでしょう

刹那を永遠に変えたかった
だけどそうするには
あまりにあなたを求めすぎた

かわいいあなたの無防備な寝顔を
自分だけのものにしておきたかっただけ
閉じ込めてしまいたかった

それなのに
私は動かない従順なあなたではなく
反逆者であり私を苦しめるあなたを求めた

それが悲劇のはじまりだった。
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