それぞれの 秋/
ひより
潮の流れをぬうように 群れなす背黒 秋のうお ひと竿
ふねより なにより 活きに優る二の 腕にきかせて ふた竿
秋 味を 竿に捕らえて 父 にんまり
笑み 食卓へ み竿の 飽き味
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