誰も嗅いだ事のないいかがわしい臭い/ホロウ・シカエルボク
ふたつの言葉が死んで
ひとつのフレーズが残った
俺はそれを際限なく殴り
本物の血が流れてくるまで待った
稲妻は脳髄を
喰らいつくすように走る
傷みとも呼べそうな恍惚に
振り回されながら俺はキーボードを叩き続ける
ゆがんだ直線の道路
狂った坊主の読経
陰茎をおっ立てた牧師
日向で茶を啜るヴゥードウー
銀色の針が降り注ぐみたいな夜明けに
お前の一番汚れた部分を晒せよ
冷えたコンクリートの森で悟りを手に入れたいなら
生肉を屠る感触はブレインのコントロールで
お前は極彩色の夢を見たがる
手っ
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