不思議な、男/
番田
私は 場所を探す
私自身でいるための 世界を
街に 探し回るだろう
私の中に 何にもないから
景色に探していくとき
色彩は ゆがんでいる
景色を 流れていく
グラスに見つめる 瞳は
葉を 手にしている
庭先で一人 いつも
季節を 奏で続ける
山の中で見つめながら
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