無知でもいいさ/番田 
 
何にもない 「気持ち」で
「空っぽ」になった 毎日を
「探し回る」のなら
俺には 「見つけられない」

何ひとつ 「見つけられない」であろう
「影」だけが 流れていく
景色の 「内側」を
「概念」だけが 流れる

海の中で 「つぶやく」ように
魚を「見つめて」 追いかけることだろう
「水槽をたどり」 どこまでも
私は 名前を 「知る」ことだろう

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