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れて感謝される
それで思い出したということにして
何でエレベーターを使わずに階段を上がってここを通っていたのかを
冬、雪、エレベーターの扉を閉めずに腕を押さえていて
何かつらそうだった、
仕事帰りだった、マンションって何階ぐらいが一般的かを調べてない
花壇はあるだろうか
寒い夜だ、雪が積もるとしたら湿度が必要かもしれないけど
その日はきっと
先ずは地下の駐車場に車を止めるそしてエレベーターに向かうと
扉が開いたままになっている
誰かが腕を押さえながらボタンも押さずに壁に寄りかかっている
『俺』、『私』は女性だろうか
そうならそんな場面に出くわしたら一瞬怯むかもしれない
それでもエレベーターに乗る理由は？目が合ってしまった？
その目は？腕の痛みか、辛そうだ、もっといい言葉があるはずだ
『誰か』の容姿はなんだろうか、
眠くなってきたじゃないですか
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