bang/デラシネ
 
身体は透け体液は溢れ狂おしく魂震えても
この身は白いベットに拘束されたまま
言葉にならない叫びをあげるだけ

狂っているのだろう狂っているのだろう
貴方が私を狂わせた その歌声が心掻き毟る

何かを思い出しそうになってすべてが破裂しそうになって
失くしたくなくてもう失くしたくなくて忘れたくなくて

天国でも浮世でもない幻のような世界に一心腐乱に祈り続ける

行かせてよ 行かせてよ 私を其処に行かせてよ

溶けて 溶けて 溶けて 爆発してしまいたい


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