夢現/ブロッコリーマン
見たこともない世界に愛しさを投げ込みたい
いつも乗り換えるだけの駅を降りて
ぶらぶら散歩してみたい
本当に足が棒になってもう歩けないほど歩いてみたい
こころ壊れてしまうまで君を愛していたい
なんでもないことの輝きをもっと光らせてみたい
僕の奥の薄汚いところを曝け出してみたい
夢でも君にあって、現でも君にあって、
来世でも前世でも君にあって、
君に恋していたい
まぼろしのことを語るまぼろしの正体を暴きたい
君に恋したまぼろしはまぼろしのままでありたい
星が落ちてくる夜に君にキスをしてみたい
そんなことを詩に書き連ねて、
君に見せてみたい
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