保険会社のてっぺんへと立ち/番田 
 
何にもなくなった手で掴もうとすることの詩が流れていくのを感じる
私自身はどこにいるのだろうと眠る
暗闇のどこかだった
ぼんやり 朝の事を花火に 失われた

空の霧の元気さなのだ
だが 思わされていく
月の今日も元気に 私に昇らされる
私は人間なのだろうと一瞬怖くなったりもしていくあの新宿で


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