現代詩カテゴリのジャンル分化に関する考察/しろうるり
 
ジックに向かってヘヴィ・メタルの視点で「テクニックが足りない!」、逆視点からは「もっとグルーヴを出せ!」という文句が散見されます。立ち位置があやふやだからなんですね。しかしそれはナンセンスな言論です。
例えばここ現代詩フォーラムにおいて考えるならば、ここの会員が今の十倍くらいになれば、これらは自ずと解消されるように僕は思うんです。ジャンルの分化が進み、「現代詩部」「ポエム部」「コンクリート部」「童謡詩部」「歌詞部」等々が設立されて、各々の立ち位置がハッキリクッキリすることで、自分本位の視点のみからの他ジャンルへの批判は無くなるものと思われます。
しかし、どうしたって総人口の足りない現状の「現代詩カテゴリ」においては、我々は自分の立ち位置をひとりひとりが個人で確保しなければならないのだと考えられます。


続く(…たぶん)

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